決済逆指値(S/L)は、投資家の口座を予期せぬリスクから保護し、決済指値(T/P)は投資家の利益を一定のレベルで確定するためのものです。 これらを設定することは、投資家として許容できる損失または利益を明確にすることを意味します。
この機能の詳細を説明します。
決済逆指値(S/L)と決済指値(T/P)の設定方法
まず、決済逆指値(S/L)と決済指値(T/P)の定義を簡潔に見てみましょう。
決済逆指値(S/L)とは、投資で損失が拡大するのを防ぐために決済する有効証拠金の値を意味します。
決済指値(T/P)とは、特定の利益が出た時点で投資を決済したい場合の有効証拠金の値を意味します。
この制限を設定する方法を見ていきます。
SL/TPの設定
SL/TPの設定は次のステップに沿って操作します:
- 保有中の投資を開き、一番下までスクロールしAuto Stop Copying(コピーの自動中止)からAdd Stop Loss(決済逆指値(S/L)を追加)をクリック、または Add Take Profit(決済指値(T/P)を追加)をクリックします。
- 制限値をUSDまたは%で指定します。 Add(追加)をクリックします。
- 次の画面でConfirm(確定)を押して制限値の設定を確定します。
有効証拠金が指定した値を超えると、投資は自動的に決済されます。
編集方法:
- 保有中の投資から、スクロールしてAuto Stop Copying(コピーの自動停止)をクリックします。
- Stop Loss(決済逆指値(S/L))またはTake Profit(決済指値(T/P))から変更したい制限値をタップします。
- 新しいパラメーターを入力し、完了したらSave(保存)をクリックします。
アラートの削除方法:
- 保有中の投資から、スクロールしてAuto Stop Copying(コピーの自動停止)をクリックします。
- 設定してある制限値のX印をタップします。
- Delete(削除)をタップして操作を確定します。
仕組み
- SLとTPは現在保有中の投資のすべてにおいて設定できます。
- SLまたはTPのパラメーターの設定後、アプリは投資の有効証拠金を監視し、取得されたすべての新規価格ティックごとに再計算します。
- 投資の有効証拠金が設定された制限に達する、またはそれを下回ると、機能が作動します。
- 適用された機能がその投資のすべての注文を決済し、投資自体を終了します。
通知
- SL/TPの仕組みにより投資が決済されると、‘Investment Equity reached… ”(投資の有効証拠金制限に達しました)というプッシュ通知が送信されます。 プッシュ通知をタップすると、投資にリダイレクトされます。
- 機能の履歴の詳細は、Copying Strategies(戦略のコピー)のHistory(履歴)でアーカイブされた投資をクリックすることでも確認できます。 投資はClosed automatically(自動決済済み)と記録されます。
例
投資の有効証拠金をUSD 1,000とします。
決済逆指値(S/L)と決済指値(T/P)をUSDで設定します:
- 有効証拠金が増加しUSD 1,500に達したときに投資を決済したい場合、Take Profit(決済指値(T/P))をUSD 1,500に設定します(目標有効証拠金値)。 有効証拠金はこの設定に基づき計算され、有効証拠金が上昇しこの値になると自動的に投資を決済する仕組みが作動します。
- 有効証拠金がUSD 600に下落した時に投資を決済したい場合、Stop Loss(決済逆指値(S/L))をUSD 600に設定します(目標有効証拠金値)。 有効証拠金はこの設定に基づき計算され、有効証拠金が下落しこの値になると自動的に投資を決済する仕組みが作動します。
投資の現在の有効証拠金はUSD 1,000であるとします。
決済逆指値(S/L)と決済指値(T/P)をパーセンテージで設定します:
- 有効証拠金が10%上昇した際に投資を決済したい場合、Take Profit(決済指値(T/P))を10%に設定します(有効証拠金値変化率)。 目標有効証拠金が計算されるので、確定前に確認してください。 この場合、USD 1,000 + (10% x USD 1,000) = USD 1,100となります。 投資の有効証拠金がUSD1,100に達した際(計算後の目標有効証拠金値)、投資は決済されます。
- 有効証拠金が10%下落した際に投資を決済したい場合、Stop Loss(決済逆指値(S/L))を10%に設定します(有効証拠金値変化率)。 目標有効証拠金が計算されるので、確定前に確認してください。 この場合、USD 1,000 - (10% x USD 1,000) = USD 900となります。 投資の有効証拠金がUSD900に達した際(計算後の目標有効証拠金値)、投資は決済されます。
ご注意:決済逆指値(S/L)または決済指値(T/P)を有効証拠金変化のパーセンテージで設定する場合、これは設定を行っているその時点での投資における有効証拠金に基づいて計算されます。
投資における有効証拠金の変化をお好みの基準に基づいて追跡できるアラート機能もご用意しています。 こちらで詳細記事をご確認ください。