リターンは戦略の有効証拠金の変化を示します。 およそ20分おきに月初から月末までの戦略の有効証拠金の変化統計が計算・更新されます。
計算例:
計算は、口座への入金、出金、または内部振替などの残高操作(バランス・オペレーション、BO)が行われた期間毎に分けて行われます。 リターンは、1つの残高操作から次の残高操作までの期間をすべて掛け合わせた後、パーセント値で示されます。
つまり、戦略プロバイダーが出金または入金を行っても利益率計算には全く影響なく、意図的な利益率の操作は回避されます。
リターンは更新され続け、時間の経過とともに合算されていきます。
例*:
- 1月の戦略の有効証拠金が、USD 500(E1)からUSD 600(E2)へ増加しました。 1月のリターン計算は次のようになります:(USD 600-USD 500) ÷ USD 500=0.2(20%)
- それにより戦略の有効証拠金は次のように調整されます:USD 600+USD 400=USD 1,000。 2月のリターン計算はUSD 600(E2)ではなく、 USD 1,000(E3)からスタートします。
- 2月、戦略の有効証拠金はUSD 1,000(E3)からUSD 1,500(E4)へ増加しました。 2月のリターン計算は次のようになります:(USD 1,500-USD 1,000)÷ USD 1,000 = 0.5(50%)
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最終的なリターン計算は次のようになります:
K1 = 1月のリターン + 100%、つまり K1 = 20% + 100% = 120%
K2 = 2月のリターン + 100%、つまり K2 = 50% + 100% = 150%
リターン推移 =(K1 × K2)- 100%、つまり、120% × 150% - 100% = 180% - 100% = 80%。 全体利益率は80%
リターン計算は、必ず残高操作と残高操作の間の期間(入出金および内部振替の前後)に行われます。 期間の数に制限はなく、上記例で用いた1月、2月という期間は単なる例示で利用したのみです。
基本的に、前月のリターンは次月以降の計算に加えられます。 リターンはストップアウトとなった場合にのみリセットされ、戦略が存在する限り継続的に計算されます。